蘭学事始 03: ターヘル・アナトミア

 

 


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※名村殿… 参府随行中の大通詞:名村勝左衛門

 

    

 

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※1 ターヘル・アナトミア… ヨハン・アダムズ・クルムス(独)著の解剖学書、ヘラルズス・ディクテン蘭約。

 

 

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※蘭方医… オランダ流の処置法を伝える医師のこと。
にわか知識で蘭方を気取る者も多かったらしく、この頃は阿蘭陀流といえば
うさんくさい、妖術の類、というイメージを持たれることも多かったらしい。

 

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※倉殿… 小浜藩士、倉小左衛門(後に青木と改める)。崎門派の学者で藩主の侍講。傍に居合わせたらしい。

 

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※宝暦四年… 西暦1754年。この時点より約17年前。
※山脇東洋… 初めて許可を得て死刑囚を解剖し、日本初の実証的解剖書『蔵志』を著した医師。
※小杉玄適… 小浜藩医で、玄白の同僚。山脇東洋の人体解剖に参加。

 

 

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