「果てしなきセカイ」20万ヒット御礼企画・第一弾

ドラクエ2の3人組に20の質問

人気投票で2位に輝いたDQ2の3人に、20の質問をぶつけてみようというコーナーです。

※注 某100の質問用に回答したテキストを元にしています。(配布元様が閉鎖してしまわれたのでお蔵入りにしていました)
この20の質問は管理人が新たに考えた質問ですが、質問の特性上、元の配布サイト様と被っている質問もあります。どうぞご容赦ください。


 

 

Q.01 それぞれのお名前と、由来をどうぞ。

すこれだから自己紹介系は嫌なんだ……触れて欲しくない部分がまず最初なんだもんなぁ。お手柔らかにお願いしますよ……」

も「全くだ。あ〜……、名前は……もょもと。由来はこっちが聞きたいぜ。そういやアイリンが何とか言ってたな。
『ゆうていみやおうきむこう』がどうたらって……なんのことだ?」

す「すけさんと言います。……『さん』まで含んで名前です。
アイリンの話では、『もょの名前が決まった時にすけさんの名前も決まったのじゃよ』だそうなのですが……
どういうことなのか理解も納得もできません」

あ「アイリンじゃ。神々の加護を受け『もょもと』の名が決まった時、私の名も定まった」

 

Q.02 みなさん年齢は一緒ですか?;

す「実は僕が一番年長。まぁ、大した差じゃないけどね」

あ「秋生まれのすけさんに遅れること4カ月、真冬の雪の日に私が生まれて」

も「その半年後の夏、最後に俺が生まれた」

 

Q.03 それぞれのお国自慢をどうぞ。

も「ロト三国のうちで、最初に出来たのがウチだ。建国王の妃ローラの名を冠して『ローレシア』となった。
食べ物もうまいぞ。海にも山にも近いから色んなものが採れる。
勤倹尚武が美徳とされ、概して真面目な国民性だと言われているな」

す「なんといっても、サマルトリアの自慢は美しい山野かな。『花と緑の国』と呼ばれていてね。
お国柄としては、平和を愛し、争いを好まない穏やかな気質が特徴だと言われています。
あと、本当かどうか。美人が多い国だとも」

あ「魔法研究の進んだ学究都市で、国全体に向学の気風が……あった。
いま毒の沼地となっているところは、詩や絵画の題材としても好まれた湖沼地帯で……
……早く本来の美しいムーンブルクを取り戻さねばの……」

 

Q.04 宿屋では部屋を別々に取りますか?

す「もちろん、可能なら男女別で部屋を取っています」

あ「別に私は同室でも構わぬのじゃが、すけさんがうるさくてのう」

も「一室しか空いてないときなんかは皆で泊まるぞ。テパではベッドが2つしかなくて大変なことになったよな」

あ「一つは私が使わせてもらったのじゃが、残りのベッドをかけてもょとすけさんが争奪戦……かと思いきや、
気持ち悪いほどの譲りあい合戦じゃったのう。もょ曰く、『俺はお前より身体が強いから床でいいんだ』
すけさん反駁して曰く、『もょは戦闘の要だから、床に寝かせたせいで動きが悪くなったらこっちが困るんだ』という風に」

す「そこへ乱入してアイリン曰く、『じゃあ私が床で寝よう!』……ここで一層の混乱が起きたんだけどね……」

も「結局、アイリンのラリホーで俺とすけが昏倒、気が付けばすけと同じベッドで朝を迎えていた……」

 

Q.05 自分のことを温室育ちだと感じますか?

す「いくら努力を積んでみたところで、王宮という場所で育った以上、やはり自分は世間知らずなのだと自覚しています。
……まぁ、パーティの中では一番常識的な人間だと自負してるけどね」

あ「む〜、まるで私ともょが非常識みたいな言い方をするのう」

す「……まるで常識があるみたいな言い方をするね?」

も「でも実際、旅に出てみたら知らなかったことだらけだ。つくづく城って狭い世界なんだと思ったぜ。
通り一遍の常識も持たず、治めるべき世間のことも知らないって、王には相応しくないよなぁ……。
それに気付けただけでも、この旅の意義は大きかったと思う」

 

Q.06 趣味、または空き時間によくすることを教えてください。

も「趣味と呼べるかは分からないが……よく、汗を流したい時は戸外に出て素振りするぞ。
あとは、本を読んでるすけにちょっかいをかけることとか」

す「それ、凄く迷惑してるんだけど……。趣味かぁ、僕は読書と料理かな。
料理については、最初は持ち回りでやってたのが、二人の料理があまりにひどいので僕が全部引き受けたんです。
それで仕方なくやってたんですが、次第に調理することの奥深さに気付き、今や立派な趣味になりました」

あ「街での空き時間には、役立ちそうな物を求めてブラブラするのが好きじゃのぅ。雑貨屋などを覗くのが好きじゃ」

も「それで、あんなわけ訳の分からんモンが鞄に入ってるのか…」

あ「なんじゃと!スーパーひとしくんのどこが訳の分からんモンなんじゃ!」

す「……あの、どこの雑貨屋?」

 

Q.07 パーティの財布は誰が管理していますか?

す「金銭の管理のことは、全部僕がやってます。
経済状態は割と潤ってるよ。モンスター狩ったりメイドやったり(番外絵『メイド募集便乗』参照)してるうちにかなり溜まったから 」

も「心なしか、アイリンのおねだりに弱いような気がするんだが……」

あ「む、私はおねだりなどしておらぬぞ」

も「俺、ミンクのコートの一件は一生忘れねぇと思う」


 

Q.08 呪文について思うことをどうぞ。

も「……呪文が使えないこと、結構気にしてるんだよな……。すけもアイリンもご先祖様も、みんな呪文が使えたのに、なんで俺だけ。
宮廷魔導師がつきっきりで教育しても、てんでダメだった。才能が全くないんだってよ。
城にいたときは本気で悩んだりしたけど、今はまぁ……俺の代わりに呪文を使ってくれるやつらがいるから」

あ「呪文がなくては冒険の旅などできぬのう。ロンダルキアでも言ったが、呪文の使えぬ私は本気の役立たずじゃ。
幼き日より魔力を磨いてきて本当に良かった。そのお蔭で、私は今ここに立っていられる」

す「呪文かぁ。そこそこ得意かな。アイリンにはどうしたって負けるけどね。
……え?メガンテ?あれは……もょとアイリンに怒られるからなぁ……」

も当たり前だボケッ!メガンテなんかやったら殺すからな!」

あ「自爆した上に殺されるなんて、すけさんも大変じゃのう。これではメガンテなど出来ぬのう」

す「はは、安心してよ。もう二度とやろうなんて思わないからさ」

 
 

Q.09 剣技について思うことをどうぞ。

も「俺の全てと言えるかもしれない。
呪文が全くダメな分、
こっちの才能はあったらしい。旅立ち前には兵士長よりも強くなってた」

す「旅立ち当初は呪文の方が向いてると思ってたけど、今では剣の方が得意かな。もょが稽古つけてくれたお蔭かも」

あ「う〜む、剣術については全く分からぬ。でも、もょとすけさんが剣の稽古をしているのを見るのは好きじゃ」


Q.10 日常生活で何か心がけていることはありますか?

も「よく食って、よく寝る」

す「今日出来ることは今日する」

あ「何事も楽しむことかの」

 

 

Q.11 お気に入りのアイテムは?

も稲妻の剣!!剣自体に魔力が宿ってるから、道具として使えばこの俺にだってバギが使えるんだぜ!
 すけには『普通に攻撃した方が強い』って怒られたけど、呪文が使えて本当に嬉しかったんだよ!」

す「ロトの剣かな。装備できるようになったときはジ〜ンときたよ。
やっぱり、伝説の重みを感じるしね。まさか勇者ロトがあんなんだったとは思わなかったけど……

あ「水の羽衣じゃな。着て良し、盾にして良し、飲んで良しじゃ!」

す飲むの!?モハメさんが泣くよ……」

 

Q.12 思い出深い場所は?

す「ベラヌールだね。呪いは苦しかったけど、二人のお蔭で自分の役割に気付くことが出来たから。
あれから自分の中途半端さに思い悩むことは少なくなったよ」

あ「ムーンペタかのぅ。犬の姿で路地を歩き回った思い出、再び訪れたときに三人で語らった思い出……どちらも忘れられぬ」

も「俺は精霊の祠だな。ルビス様はずっと信仰の対象だったから、御声を聞いたときは正直震えた」

す「あれ?デルコンダルじゃないんだ?」

もうるっせぇ!!思い出させるんじゃねぇよ!

あ「ふふふ、花嫁泥棒というのもなかなか面白かったのう」

も〜〜〜〜ッ!
 

 


Q.13 印象に残った人は?

も「ラダトーム王……あいつは許せねえ。王たる務めを放り出して、なに一人で隠れてんだ。
ブン殴ってやろうとしたけど、アイリンのラリホーを喰らって、目が覚めたらすけの説教が待ってた」

す「当たり前だろ……。国際問題になりかねないところを未然に防いだんだから、感謝してほしいね。
えっと、僕はそうだなぁ……竜王のひ孫。意外と話の分かる人だよね。もしかしたら共存も可能かもって思えたよ」

あ「ペルポイの町の外にいた男かのう。あやつ、嫌われておるのか?」

も「あっ、ペルポイといえば……ラゴス!あいつの顔は忘れられねぇ。なんだったんだあれ……」

 

 

Q.14 この旅を通して、あなた自身何か変わったと思いますか?

も「二人から刺激をもらって、今まで以上に国のことを考えるようになったな。
俺はずっと大臣の思惑通りに動かされていたんだと思う。王位継承者としての自覚が足りなかったんだな。
国に帰ったら、今度は俺が大臣を動かすつもりだ。国のためにな」

す「僕、国ではのんびりやって言われてたんだけど……二人と旅するようになって、随分しっかりしたような気がするよ」

あ「この旅を始める前は、胸の中が負の感情で満たされていたのじゃが……二人のお蔭で、随分と軽くなっておる。
落城のときの無念を……ムーンブルクの皆の苦しみを忘れたわけではないが、いつの間にか心から笑えるようになったのぅ」

 

Q.15 もょもとについて、思うことをどうぞ。
 

も「え?耳栓?俺は聞けねぇの?」

あ「本人に聞かれていては素直に言えぬこともあるのじゃよ。よし、すけさん、準備OKじゃ」

す「え〜ゴホン。なんか緊張するな。
最初に会った頃は、あらゆる意味で 『なんでこんな奴が王子なんてやってるんだ!?』 って思ったよ。
城の兵士なんかよりよっぽど強いし、王子にしては考え方や言葉遣いが粗暴だし。
まずさ、初対面で 『殴っていいか?』 なんて言わないでしょ?僕はちゃんと挨拶したのにさ!

……でも、一緒に旅をしてると、いたる所でお坊ちゃんな言動が飛び出すもんで、
『ああ、やっぱり王子様なんだな、一応は』 って思うんだよね。口は汚いけど所作は悪くないんだ、あれでも。
そこにいてくれるだけで頼もしい存在だけど、戦闘時のもょは本当に輝いて見えるよ。

……もょには内緒だけど、人間業とは思えない剣の捌きに目を奪われることもあります。
天才、なんでしょうね。羨ましいです」

あ「私の番じゃな。
うむ。やっぱりもょというと、超人的な身体能力と、卓越した剣術がまず思い浮かぶのう。
一般に戦士タイプというのは速さ負けするのが普通だと思うのじゃが、もょの場合は紫電一閃のうちに戦闘が終わっていたりする。
呪文が使えないのを補って余りある戦闘センス、あれは天賦のものじゃろうのう。

あともょが凄いのは真っ直ぐなところかの。感情表現にしても言葉にしても、権謀術数の渦巻く宮廷で育ったとは思えぬほどストレートじゃ。
本人はバカだからと言っておるが、真の王の器というのはああいうものかもしれぬ。ときどき眩しいと思うことがあるのう」

も「……もういいのか?おい、なんで二人ともニヤニヤしながら俺を見るんだ!」
 

 

 

Q.16 すけさんについて、思うことをどうぞ。

す「……ふふふ、分かってるさ。どうせ中途半端とか、器用貧乏とか、棺桶に住んでるとか、そんなところだろ……」

あ「まったく卑屈じゃのう……。ほれ、耳栓をしてあっちを向いておれ。さあ、もょ。始めるのじゃ」

もすけの凄いところはいっぱいあるぞ!
まず人当たりの良さだよな。初めての町でも、すぐにどこかから情報を仕入れてきてくれて、すげー助かるんだ。
頭も良いから綿密な行動計画を立ててくれるし、料理は旨いし、それから……うん、なによりスゲー良いヤツなんだよ!

出会いたての頃は、別の国の人間――それも王子と旅をするなんて、どうしていいのか分からなくて

距離を掴みあぐねた結果、お互い牽制し合ったりしてたな。んで、口先ばっかりの貧弱で生意気な奴だと思ってた。
でも今は、すけがいなかったら俺達は旅なんて出来ないと思う。

戦闘面は……最初の頃は本ッ当〜に使えなくて、あんまりすぐ死ぬもんだから
『いっそ棺桶のまま引きずって行くか』 なんてこともちょっと考えたりしたんだが、最近はメキメキと力を付けて頼もしい限りだ。
本人は中途半端だって言うけど、剣と魔法が両方使えるのも才能だと思うぞ」

あ「すけさんの細やかな気遣いは、一緒に旅をする上で本当に助かっておる。
ただ、自己犠牲心が強いのはいかんのう。人としては素晴らしい美徳なのじゃが、いずれ王となることを考えると、ちとのう。
まあ、そんな強くなりきれぬところを含めて、すけさんは生まれついてのバランス型人間なのじゃと思う。
決して偏ることのない中庸の姿勢は、一つの徳の形じゃな。すけさんは民に慕われる良い王となるじゃろう。

あ、あとすけさんは、もょとも私とも戦闘面での実践的な話ができるのじゃ。
私ともょはお互いの得意分野が全く違うから、互いの領域のことは分からぬし、アドバイスになることも言えぬ。
すけさんは両方に口出しできるから、これは誇れることだと思うのう」

す「……うう、何言われたんだろう。……でも二人の顔を見たら褒めてくれたんだなってことが分かるよ、ありがとう」


 

Q.17 アイリンについて、思うことをどうぞ。

も「アイリンは、まずその物怖じしない態度に圧倒されたな。
なんか、俺の知ってる『女の子』って、たおやかで淑やかで……あ、いや、アイリンがそうじゃないって言ってるんじゃないんだぞ。
王女様だから『普通の女の子』で括るのがまず間違ってるんだろうけど、俺の中の『女の子像』が崩されたのは確かだな。

なんつーか……国も家族も失って、それでも敵に向かっていって……すげー強いやつなんだと思う。
俺、女は弱いから守るべきものだと思ってた。ホントはローレシアかサマルトリアで保護する予定だったんだ。
だから一緒に旅をすることになって、俺もすけも最初のうちは 『アイリンを守らなきゃ』 って意識が働いてたんだけど、
今では後ろにアイリンがいることにこっちが安心感を覚えている始末だ。
ときどき無理難題で困らされるが、不思議と怒れないんだよなぁ……」

す「アイリンは見た目と中身のギャップが反則だと思う。
どう見てもか弱い女の子なのに強力な呪文をバンバン放つし、変にエネルギッシュだし。
性格が容姿を裏切ってるよね。何かがこう、ズレてるっていうか
次の行動が予測できなくて、一緒にいて飽きないよ。

でも、やっぱり時々は 『あぁ、無理してるな』 って感じることがあります。
普段は亡国の姫だということを感じさせないくらい明るくて強いのに、
たまにそういうところを見てしまうと『支えてあげなきゃ』って思ってしまう。
でも、僕の手なんか借りなくてもひとりでに立ち直るんだから、本当に強いよ、アイリンは」

あ「そうかそうか、二人ともそんな風に思ってくれておったのか。嬉しいのう」

も……!?

す「え、ちょ、アイリン、耳栓は…!?」

あ「ん?最初からしておらぬぞ?二人が私をどう思っているのか知りたかったのでな」

もす「「〜〜〜〜ッ!!」」

 

 

Q.18 パーティ内での自分の役割はどんなことだと思いますか?

も「う〜ん……切り込み隊長……か?」

す「色んな意味で、バランサー」

あ「ツッコミ役じゃ!」

 

もす「「……え?」」

 

 

Q.19 パーティ内の実権を握っているのは誰だと思いますか?

あ「もょ」

も「すけ」

す「アイリン」

あ……プッ。バラバラではないか」

 

 

Q.20 最後に一言どうぞ。

も「おう、お疲れ」

す「お付き合いくださって、どうもありがとうございました」

あ「これからもよろしくの」

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次の企画に向けて、当サイトキャラクターへの質問募集中です。もし何かございましたらお気軽にどうぞ〜


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