05 アレフガルドにて
アリアハン城
「……大魔王……? ……なに? まだ終わりじゃないの?」
龍の女王の城
「龍の女王さま、皆からとても慕われていたのね……。
赤ちゃん、元気に育つといいな」
ギアガの大穴
「こ、ここを飛び降りるの? 本当に?」
「……やっぱり、きみだけでも残る?」
「何を言い出すのよ。行くに決まってるでしょ」
ラダトーム西の祠
「ギアガの大穴の先に、こんな世界があったなんて……まだまだ先は長そうね」
「…………うん」
ラダトーム
「魔王バラモスを倒したですって?
でも、バラモスなど大魔王ゾーマの手下の一人にすぎませんわ」
「なんですって……ゾーマっていうのはそんなに強いの?」
ラダトーム宿屋(夜)
「勇者、最近なんだかヘン。前から喋らない人だけど、近頃は一層……」
ラダトーム宿屋(朝)
「『ここから先は一人で行きます。
大魔王を倒したら必ず戻るからルイーダの酒場で待ってて』……!?
勇者……嘘でしょ……?」